お婆ちゃん、体は元気ですが衛生状態・生活状況等から、このままでは本人が大変ではないかと思いますが、それよりも誰かが家に入ってくるのが負担らしく成るようにしか成らないと開き直っているので今後の検討が必要。姉は施設に入っているので、本人に自由はないかもしれないけれど、生活状況はお婆ちゃんより安定している。
四年目1回目
一日目(2013年 4月4日)
弟夫婦へ
先般はお疲れ様でした。今日着きました。
魚の臭いは相変わらずですが、台所シート、まな板、スリッパ等新品で奇麗になっていました。有難うございました。冷蔵庫もしっかり掃除をして貰ったようで、奇麗になっていましたが、新聞紙で包装した魚は相変わらずです。
印鑑は探したけれど見当たらず変更手続きをしました。
納屋の件、今後の介護の件については全く聞く耳を持たず、成行きに任せるしかない感じです。
今日は、買い物、印鑑の捜索・改印の手続き、蒲団の収納・部屋の掃除、新聞の解約交渉(2社とダブル契約)等です。
後は何時ものお婆ちゃんの頓珍漢な会話に悩まされながら(楽しみながら)今回も始まりました。
二日目(2013年 4月5日)
今朝からお婆ちゃんの勘違いに踊らされ、その後お婆ちゃんの部屋の納屋側
の戸を直し、ごみ焼却、精米・送付、買い物、ガソリン補給等でした。
①味噌汁を作ろうとしたらガスコンロが汚れていたので、その手入れをし、シンク周辺の汚れをとって料理を出来る状態にして味噌汁等を作り朝食。
その後「印鑑と財布は部屋の箪笥の後ろに落とした」とのことだったので、まさか思いながら箪笥を動かして確認をしたら何もない。
本当にガックリでした。本人に悪気はなく多分勘違い。
②寝室の納屋側のドアのガラスが壊れていたので、無い材料と無い道具で工夫をし、板を上部と中部に横に張り付けました。板と柱に隙が出来ないように約4cmの厚さの木を打ち込みました。お婆ちゃんが生存中は大丈夫だと思います。
③納屋のあちこちにゴミを置いてあったので、集めて焼却しました。
④午後、精米して各家に30kg送りました。多分明日午後着くと思います。
後は冒頭書いたとおりです。今日は早いけれど、これで終了です。
それから有難いことは貰ったお酒とビールが結構あり今回は買う必要がなさそうです。
三日目(2013年 4月6日)
今日は姉のところに行く予定でしたが、天候が悪いので来週に延ばしました。と言うことで朝からゆっくりしています。
やったことはお婆ちゃんが脱ぎ捨ててあった物の洗濯(洗濯機3回分)と、納戸にしようとしている四畳半の粗片付け、書類関係の点検です。
洗濯しながら、年取ると赤ちゃん返りをするというけれど本当だなと思いました。ただ赤ちゃんは気付かず悪さをするものの、基本的には親の言う通りにするけれど、お婆ちゃんは言うことを聞かず、やりっ放しと物を捨てないので困ったものです。今回は、古い鍋と吸い込みの悪い掃除機を捨てて新しいのを買うこととしました。
十三日目(2013年 4月16日)
今朝東京に帰りました。
今回の総括。
①お婆ちゃん、体は元気。顔色も良い。一年中一回も医者にかからず。
②認知症も特に変化なし。同じ話をしたり、今話をしたことを又聞いてきたり、以前話したことを全然覚えていなかったり、勘違いが多かったり・・・
③衛生状態もかなりひどい状態でも平気、これで病気にならないのだから凄い。でも時々下痢をして下着を汚しているらしい。洗濯をしていて汚れが酷く2回洗いをした。
④今後の生活の話をしても成るようにしか成らないと開き直っており、説得の仕様がありません。誰かが家に入ってくるのが重荷らしい。
以上から今後はお婆ちゃんの好きにさせながら少しでも補完をしてやるのがベストかと思っています。自分が何時まで出来るか分かりませんが・・・
④その他
・以前から捨てるもののチェックを良くしていたけれどその癖は今回も同じでした。よって今回からは少しやり方を変えて、お婆ちゃんに聴かないでどうしようもないものを少しずつ焼却し始めました。でもあまりにも量が多く、どれだけ出来るか分かりませんが、最後は業者に頼めば良いと思いながら気長に処理しようと思っています。
・姉の件: 静かな住宅街、一人部屋と非常に良い環境でした。小一時間話をしましたが、表面上は全く分かりません。が、少し突っ込んだ話になるとチグハグとか事実に反することが出てきます。体は元気そうでした。
何か不満はないかと聞いたらお金と自由がないと言っていましたが、それは仕方ないでしょう。
・地震の件:強い揺れでしたが、10秒ぐらいと短かったためビックリしただけで終わりました。屋根が沈下している納屋も何ともありませんでした。(倒れてくれると助かるのですが・・・)
本日は以上です。