遠距離介護体験記

田舎で独居の母が90歳になったのを機に退職し、8年弱遠距離介護をした体験談(姉弟等にメール連絡した内容)及び母亡き後の家、田畑、お墓について

昨年同様要支援2でした。

介護認定結果が出ましたが、体調も良くなったことから使用しないで保険として考えることとしました。

あとは金銭管理等です。一寸困ったのが、給湯設備が壊れたことでした。

これで2年目終了です。

 

二十六日目(2011年9月10月3日)

弟夫婦へ

本日をもって信用組合、近畿産業両金融機関の処理を終了しました。内訳はそれぞれ先般お伝えした通りですが、お婆ちゃんの提案で、内300万円を私名義で農協に預け通帳はお婆ちゃんが保管(何かの時のために使い易くしておくとのこと。)、20万円をお婆ちゃんの普通口座に、残額を手元に置いて普段の生活費に充てるとのことでした。

細部は添付資料をご参照ください。 

姉が、利息が良いからと言って善意でした事でしたが、今日の尼崎への交通費、時間、これまでのやり取りの手間と諸雑費等考えると、骨折り損のくたびれ儲けでした。

何れにしましても、これで一応お婆ちゃんの預金は全部農協に、私名義が農協と郵便局とに集約しましたのでご連絡をします。なお私名義は責任を持って保管しますのでご安心あれ。 

尚お婆ちゃんは腰もすっかり良くなり、以前と同じように田に出かけ始めています。家の中も杖をつかずに歩いています。介護の手続きをした時はいかにも苦しそうだったけど、そんな風情はどこへやら。介護認定でどんな結果が出ても、どうやら使わない事になりそうです。

と言う事で、結果が出れば早々に介護担当者と調整をして、東京に帰ろうと思っています。 

二十九日目(2011年10月6日)

弟夫婦へ

以前から不明であった農協の普通預金通帳が見つかりました。実は今日部屋の絨毯を敷くために床の間の服掛けの裏側を掃除していたら、バッグが出てきてまさかと思いながら中を確認したら昨年12月以降使っていない通帳と印鑑が出て来ました。多分何かの時にそこに置いて忘れていたのだと思います。早速通帳記入してもらったところ、約60万円位あったので、先日送付した内訳を差し替えて置いて下さい。

さて新米が出来たのでそれと、あと古米がまだ残っている(お婆ちゃんだけでは処理出来ない)のでそれを明日送ります。

ただし今後は、自分がこちらに来ている時は別として、お婆ちゃんには大変な重労働(重い米を精米して、荷造りをして、運んで送付して)、「そんな無理をしてまで送ることはない」と言ってありますのでご承知置きください。 

介護関係はその後の進展はなく、今のところ待ちの状態です。お婆ちゃんは以前と同様に元気になっています。

 三十四日目(2011年10月11日) 

今日ケアーマネージャーが認定結果を直接持って来てくれました。

昨年と同様に要支援2でした。有効期間が申請から半年後の来年3月31日までです。先回は有効期間切れになっていましたが、次回は期間が切れる前に手続きを踏もうと思っています。そうすれば1年間有効になるとの事です。 

さて今回も要支援2ですが、腰も治った事だし基本的には介護は使わないと言う事で、何かあった時の保険として考えることとしました。 

これで一応今回の滞在間のミッションは終了ですが、バスの予約の関係等で18日に帰ることとしました。

三十七日目(2011年10月14日)

昨日から給湯設備がうんともすんとも言わなくなり、燃料を確認したら無かったため、農協に依頼して補給し、午後3時過ぎに念のためスイッチを入れてみたらやはりうんともすんとも言わない。 

これはと言う事で地元ガス店(1年後輩)に調べて貰ったら、給湯設備の故障(原因不明)で、買い替えしないとだめとのこと。一番簡単な物で約20万円位と聞いたお婆ちゃんぼやくことしきり。

考え方で火事にでもなったら大変だけど、壊れた位で良かったと慰めるのが精いっぱい。暫くは近く(約500m)の温泉を使おうと言う事になりました。

という事で四十日滞在して18日に帰る。

 

本日は以上です。