遠距離介護体験記

田舎で独居の母が90歳になったのを機に退職し、8年弱遠距離介護をした体験談(姉弟等にメール連絡した内容)及び母亡き後の家、田畑、お墓について

二年目

約半年行っていない間にかなり元の散乱状態に戻っていました。 でも母は年の割には元気でした。

 

◎二年目

  昨年初めて、母の様子見と今後の手配、環境整備等をして来ましたが、去年の秋に一つ変化がありました。

昨年9月帰る時にヘルパーさんに週一回家の掃除をして貰うように依頼をして東京に帰りましたが、10月に入って母がヘルパーさんに「暫く娘のところに行ってくるから、留守をする」と嘘を言って、一旦断りました。半月程してそこの事業所から私に電話があり、初めてその事を知り、姉に電話したところ嘘だと分かりました。そこまで嫌なのであれば、取り敢えずはそんなに切迫していないので良いかと思い、又その事業所にご迷惑をかけてしまうし契約解除しました。

その後は今まで電話で体の状況とか周辺の事等を確認していましたが、殆ど「大丈夫」の回答でした。

ただ「田の草が生えてくるので、来て刈って欲しい」との事でしたので、今年は草の生える時期に合わせながら、様子見・環境の整備をすることとしました。

二年目の1回目

一日目(2011年5月11日)

今回はそんなに問題はないだろうと思っていたが、そうでもない様子。

昨日の夜から先ず農協の貯金の印鑑探しから始まり、あれが見当たらないこれが無い等のオンパレード

以前整理しておいたにもかかわらず、お婆ちゃんが何かを探す際にあちらこちらを引っかき回しているため、ゴチャゴチャ。

そこで通帳等を確認したところ、葬儀費用分として郵貯に預けてある私名義の通帳が以前置いてあった所に見当たらない。よく探したら二日目に違うところで見つかった。あのまま見当たらなければ、姉・弟から私がどうかしたのではないかと痛くもない腹を探られるかも知れなかった。

印鑑は結局見つからず紛失届を出すことで今日手続きをした。

話は変わって部屋の中は一見大丈夫かと思ったけれど、やはり汚れが気になり、便所に入れば便器を、風呂に入ればタイルを台所に立てばガス台とかシンク等を少しずつ拭いている。

外は天気が悪く、ほんの少しだけ草刈りをした。草刈り機は順調です。後は買い物をして本日は終了です。

二日目(2011年5月12日)

今日は朝から雨。部屋の掃除を兼ねて夏向けに絨毯を上げてお終いと言うことでゆっくりします。

三日目(2011年5月13日)

今日は好天に恵まれ順調に進んだ。

先ず朝可燃ごみを出し、その後終日草刈りをした。学校の下の田を全部終了し、二番納屋の裏側も終わった。後は家の下と前の田だけになった。

草は思いの外伸びていて、草刈り機を一度振っても草が少し残るため二度刈りをして綺麗にした。予定通り進んだので、今日は終了。

お婆ちゃんは、午前中は家で休養。後午2時過ぎに私の仕事ぶりを視察に現れるが、10分位で帰宅。以前と比べるとかなり疲れが出るらしい。でも朝は洗濯をして貰ったし、昼は食事を作って貰った。年の割には元気というところか。

 

本日は以上です。