遠距離介護体験記

田舎で独居の母が90歳になったのを機に退職し、8年弱遠距離介護をした体験談(姉弟等にメール連絡した内容)及び母亡き後の家、田畑、お墓について

健康ではあるが、食事の準備等が面倒になってきている。

歳を考えると止むを得ないが昨年と比較すると、物忘れが増えたのと食事の準備が面倒になってきたようだ。

 

八日目(2011年5月18日)

午前中は納屋の掃除(広いところを掃いただけ)と午後の草を焼くための準備、午後は草焼きで2時半には終了。明日父の月命日でお墓参りの予定。仕事と言っても軽いものばかりで特に問題なし。

今、従兄妹が新玉ねぎをケース毎持ってきて持ち帰れないだろうから帰りに送っておいてとの事。とてもケース丸々は必要ないので、弟のところと分けて送る予定。

お婆ちゃんは大根と何か野菜を植えるとのことで午前中も午後も頑張っている

最近洗濯はしてくれるが、食事の準備はしなくなった。なんとなく面倒そうで自分がし始めると喜んでいる感じ。食べるものは主食よりも間食が多く、お菓子が大好きで四六時中食べている。

寝るのも午後9時頃から朝5時過ぎまで。朝食後一休み、昼食後一休み、夕食をはさんで前後にそれぞれ一休みと四六時中休んでいる感じ。

九日目(2011年5月19日)

午前中前の田から花を適当に取ってきてゆっくりと墓参り。お婆ちゃんは例によって何回も休みながらの墓参りでした。後午、貰った玉ねぎとキャベツを箱詰めし、私と弟の家に送付した。その時一輪車の空気がないことに気が付き空気を入れたが、パンクらしく入らず。空気のないまま運搬したが、重かったこと。

お婆ちゃんには今後何も送らなくも良いからねと伝え、農協でチューブレスタイヤを注文した。

さてどうでも良い面白い話。前の道路脇にくちばしの付け根が本当に黄色いカラス(子ガラス)が何をしているのか分からないけどキョロキョロしていたら、遠くから車が来る音が聞こえた。途端に電線に止まっていた親ガラスが降りてきて餌をやりながら、車が来るまでに道路脇におろした。大したものだと感心。

十日目(2011年5月20日

今日は洗濯とか冷蔵庫のチョイ掃除とか布団干しをして、田を見回って帰って

来たら、介護の統括センターのNさん(去年お世話になった京都出身の好青

年)が訪問をしてくれていて、月1回位様子を見に来てくれているとの事。本

当に有難いことです。

午後から明日の準備を含めお婆ちゃんと買い物に行ってきた。お婆ちゃんはビ

スケット類が大好きで何袋も買い込んでいた。

お婆ちゃんの一日は、5時過ぎに起床、外で約30分散歩。帰ってきて息子が準

備した食事。その後洗濯。9時頃から仮眠。調子が良ければ田に出かける。昼

も息子が準備した食事を食べ、午睡。一息寝てから外仕事。3時過ぎには帰っ

て来て一休み。5時前後に夕食を取り仮眠をして9時前後に風呂に入り就寝と

いった感じ。物忘れはかなりのものだけれど、体は取りあえず健康。そこで今

日は買い物に行ったついでにノートを買ってきて忘れないように書くことを勧

めた。

十一日目(2011年5月21日)

朝少し時間があったので庭の芝刈りをし、10時から叔母の1周忌に行って来

た。出発前に、お婆ちゃんは「途中で目薬を買いたい」との事。実は昨日買い

物に行った際自分で買っていたので、それを見せると思い出した様子。実は良

くこういう事がある。忘れ防止用のノートを買ってきたけれど、どれだけ役に

立つのか心配。

十二日目(2011年5月22日)

いよいよ明後日帰ることとしたので今朝は洗濯とか部屋の掃除をしました。 

後はテレビを見たり、話をしたりとゆったりしています。

家の周辺の土地の利用について何か良い案がないかとネットで調べてみたりしたが、それも中々無いようです。  

帰るまでに農協に印鑑の変更と一輪車の件について確認をしておこうと思っています。 

と言う事で明日以降は特異事項があればメールしますが、特になければこれでおしまい。

 

本日は以上です。