遠距離介護体験記

田舎で独居の母が90歳になったのを機に退職し、8年弱遠距離介護をした体験談(姉弟等にメール連絡した内容)及び母亡き後の家、田畑、お墓について

特別報告

77日目(2010年9月27日)

今日午前中、念法を脱会し、午後昨日途中まで仕上げてあった玄関を完成しましたので特別報告です。

①念法脱会

お婆ちゃんはかなり重荷になっていたようで脱会手続きが終了した段階でホッとしていました。

行くまでの間、こう言われたらああ言おうとか、ああ言われたらこう言おうとか言っていましたが、入口に入った際、私が「済みません。脱会に来ました」と告げたものだから相手も取り付く島がなく「どうぞこちらへ」と受付に通すしかなく、そこで勿体ないとかなんとか言いかけましたが、「色々考えがおありでしょうがもう決めた事ですから。長い間お世話になりました。」と告げ、「手続きをお願いします」とおっかぶせたものだからこれは話しても時間の無駄と思ったのかどうか手続きをして終了でした。

お婆ちゃんあっけにとられ、「前は大変(10年位前に一度手続きを踏んだとのこと)だったのに、こんなに簡単にいくとはやっぱり年寄り一人ではだめだ」との感想

それはそうかも知れないと思いながら、今度は一切対応しないようにと伝う。

②玄関の完成

台風時、従弟が玄関に板を打ってくれているとのことなので、そうしなくても良い方法がないかをペンディングにしていましたが、あり合わせの材料と下手な細工でなんとかお婆ちゃんのOKを貰いました

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玄関の台風対策

お婆ちゃんもこれで台風が来ても安心と喜んでくれたので、良かったと思います。

上部にわずか色の違った部分があると思いますが、横棒を上の敷居から一寸位手前に離し板が入る隙間を作りました。その空間に板等を縦に入れ、それに斜めに閂代わりに棒を渡しました。閂の右は玄関の柱に5寸釘を常時打ち付けて置き、そこに掛ければ良い様にしました。

③その他

お婆ちゃん最近忘れ物が酷く、先日も朝から仏さんに使うお盆がないとか、今日も入れ歯が見つからない等で探す騒動です。

「今後必ず同じところに置くようにしようね」と言いながら自分にも言い聞かせている今日この頃です。誰しも段々そうなります。お互い気を付けましょう。 

 

本日は以上です。