遠距離介護体験記

田舎で独居の母が90歳になったのを機に退職し、8年弱遠距離介護をした体験談(姉弟等にメール連絡した内容)及び母亡き後の家、田畑、お墓について

気持ちと実行噛み合わず

気持ちと実行が噛み合わないことは誰でもありますが、程度の問題で、そのギャップが凄い。そんな中、自分の生活の場にトイレットペーパーが有り疑問を感じたのは前進。

 

19日目(2010年7月31日)

今日は参った。兎に角暑い。でも居間(テレビの部屋)は終了

普通の掃除だけならば簡単だけど、お婆ちゃんの生活の場そのものだからこれが大変。

皆さんの古い手紙の類から親父の設計図お袋の裁縫道具とか化粧道具あるいは食べ物・薬・・・

兎に角台所と違った大変さがある。でも役得で皆さんの若かりし頃の手紙も読ませて貰いました。中々のものでした。

またここでも例によってハギレ(布)の山、一旦こうと思い込んだらどこまでも何でそこまでと言うほど集めていました。

そんな節約をしているかと思えば、ハサミ5本と使ってもいない多分今後も使わないだろう糸が山程ありました。気持ちと実行が全然噛み合っていません

そんな状態でしたが、一概ね片付けが終了しそうになった時、何時もの事ですがお婆ちゃんが動き始めます

まだ拭いてもいない物を勝手に空いているところに収納し始めるのです。二重手間になるので止めて欲しいのですが、そのお婆ちゃんが何時も横になって休んでいる方を見て「あそこにある変なものはなんだ」と言い始めた。実はそれはお婆ちゃんが何時も置いてあるトイレットペーパーですが、余程違和感を覚えたのでしょう。「トイレットペーパーだよ」と答えるとそれは便所だろうとの事。やっと少し整頓の気持ちが出てきたのかと嬉しい気持ち。でも何時まで続くことやら。

 

本日は以上です。