遠距離介護体験記

田舎で独居の母が90歳になったのを機に退職し、8年弱遠距離介護をした体験談(姉弟等にメール連絡した内容)及び母亡き後の家、田畑、お墓について

裸眼で針に糸を通した

今日も大変な中、笑いと驚きの一日でした。

 

8日目(2010年7月20日

午前中は家全般(お婆ちゃんの部屋と玄関の横の足の踏み入れる余地のない四畳半の部屋を除く)の掃除を大雑把(気にしていると進まないので、目をつむりながら)にして、郵便局に行ってきた。午後は引き続き台所の片付けでした。

①家全般:貰い物の食べ物があちらこちらに置いて(放置)あり、取り敢えず一通り掌握。夏場の飲み物もあり、活用できそう。

②郵便局:場所が遠い(約7km)ので、定期貯金を解約して農協(約50m)に移し替えたいとのことで行ってきた。しかし普通口座は通帳があったが、定期貯金の通帳が見当たらず、窓口で「残額があるのかないのかを名前で検索して欲しい」と依頼したところ、「あるようです」とのことであったので後で通帳を探す事とした。

本人の言:書類関係は読んでも良く分からないし本当に嫌だとのこと。

成程我々でも面倒な部分があるので今後はよく相談するようにと伝う。

③台所の掃除:ガステーブルの下に3スパンの収納庫があるが、それを手入れ。油等を収納してあったが、全般が油だらけになっていた。そこに台所の洗剤とか未使用の油とか紫蘇づけ(?)が混在しており、「今後は油だけにしようね」と言うことで部屋のあちこちにある貰いものもの油もここに収納することにした。

洗剤は、昨日掃除した窓際に置くことにした。

④ その他

・今日のイベントは梅と梅酒です。収納してあるビンは大小全部で今のところ18本(個)見つかっている。今日見つけた紫蘇づけは相当古く、お婆ちゃんにどうするかと聞いたところ、「捨ててくれ」とのことであったので、「まあそう言わずに体に良さそうだから食べたら」と言ったところ「それだけは勘弁してくれ」とのこと。どこかで聞いたセリフ(弟が、太っている時に足を組めと言ったらそう言った)に二人で大笑い。18本(個)は今後大きいビンに整理予定。

・驚いたこと:裸眼で針に糸を通しているのには驚き。最初私に「これ通して」と言うから眼鏡をかけてかなり遠くに離し通そうと何回か挑戦をしていたら、「明るければ自分で通せる」と言って窓際に来てそのまま通されたのには参った。 

 

明日多忙なので少し早いのですがアップしました。