遠距離介護体験記

田舎で独居の母が90歳になったのを機に退職し、8年弱遠距離介護をした体験談(姉弟等にメール連絡した内容)及び母亡き後の家、田畑、お墓について

爪で拾って箕でこぼす

遠距離介護を始めてから5日目になります。

 

5日目(2010年7月17日)

ここ故郷もやっと梅雨が明けたようです。真っ青な空に見慣れた山の景色を見ながら今日も頑張ったけれど、あまり進展はしませんでした。

①ガステーブルの交換

 古いのを外したときにビックリ

その下は錆と言うか焼け焦げた物の塊と言うか凄い物が一杯蓄積していた。まずそれを取り除かなければ設置出来ないため、鉄のブラシを使ったり、お好み焼きのヘラを使ったりと考えられる色んな事を駆使して頑張ったけれど、ステンレスの台に食込んでいるというか錆ついているため遂に元の状態には戻らず、まあまあのところで諦めました。

ステンレスが錆びて凹凸が出来ているというのを想像してください。

でもその後、設置はいとも簡単で、しかも取り付けたのも運良くお婆ちゃんが以前使っていたのと操作が同じで、綺麗になったのと使い勝手が良くなったので随分喜ばれた

②昨日に引き続き茶箪笥の整理。

これは本当に手間が掛かります。大きな所を力任せに一挙に片付けるのと違い、

引き出し、棚、ガラス、入っていた物の峻別、一つ一つの洗浄(これが中々取

れない)、乾いた布による拭き取り、整理をしながらの収納等々・・・

と言うことで今日もほんの一部が進んだだけで、報告できるほどの成果なしです。でも後退はしていないと自分で自分を慰めています。

そんな中1999年5月賞味期限切れの未開封カゴメソース3瓶、焼き肉のたれ一瓶と凄いのが出て来た。  

お婆ちゃんに聞いても当然何も覚えていません。そこで何でも勿体ないとなかなか捨てないにもかかわらず「爪で拾って箕でこぼす。」と二人で大笑い

③その他  

・休憩時にひ孫のスライドショウを見せて受けまくり。

・介護認定前の診断は両親(父と母は従兄妹同士の結婚)の従兄の息子が医者をやっており、その人に診て貰うことで親子合意。 

 

本日は以上です。