遠距離介護体験記

田舎で独居の母が90歳になったのを機に退職し、8年弱遠距離介護をした体験談(姉弟等にメール連絡した内容)及び母亡き後の家、田畑、お墓について

勿体ないから食べないのだ

相変わらず色々な所から、色々なものが出てきていますが、徐々に片付いています。

 

14日目(2010年7月26日)                                            

今日は来客があるため、15時で片付けを終わりました。

朝、缶類のごみを出し、片付けの続きでした。

あき缶は他の人もそれなりに出していましたが、鍋とかその他ごみは出していなかった。我が家で捨てたのでコンテナ(ごみ入れかご幅約50cm、長さ約80cm、深さ約50cm)が一杯になりました。

片付けて行くと3つ目の茶箪笥にかなりスペースが出てきたので、以前ぎゅうぎゅう詰めにしていたものを少し移したり配置換えをしたりしていたため、新たな部分はあまり手つかず。

これまで1番多く出てきたのが折箱とかの入れ物類、2番が買い物袋とかの収納袋、3番が各種食器類、4番が梅干しと梅・・・・ 

1番は我々が来て帰る際に弁当とか何か食べ物を持たせ、あるいは物を送る際に包むためとのことでしたが、「もう要らないから捨てようね」と言うことで全部捨てました。

2番はいたるところから幽霊のごとく出てくるものだから1箇所に集めてみたら段ボールの箱一杯になり、かさ張るし「商売をするわけではないのでそんなに必要がない」と言うことで、使っていない古い冷蔵庫(玄関側)に収納しました。それでもかなりの量です。

3番4番にしてもそうですが、何か心に引っかかることがあると計算をすることなく集める性格(老いて始めたものであればこんなに集まらない)のようです。

そんな状況ですが、お互い軽口を言いながら結構楽しくやっています。

今日も黒焦げになった餅を捨てずに置いてあったので、「お婆ちゃんこれ勿体ないから食べたら」と冗談を言ったら、「勿体ないから食べないのだ」と返された。 

 

本日は以上です。