遠距離介護体験記

田舎で独居の母が90歳になったのを機に退職し、8年弱遠距離介護をした体験談(姉弟等にメール連絡した内容)及び母亡き後の家、田畑、お墓について

米一粒でも

ダイナミックに動いたり、細かくチェックしたりと変化をつけながら楽しんでいます。

 

12日目(2010年7月24日)                                                       

今日はちょっと飲んだ後なので簡単に報告します。

朝から試しと気分転換に、生まれて初めて草刈り機を使い少しやってみた。ほんの30分程だが、家の中の細々したことをやるよりダイナミックだし面白かった

でもガソリンが無くなったので、月曜日以降ということでそれからは何時もの通り、お勝手の片付けでした。

午前中かけて電話の置いてある側(お勝手の上がり口)の整理をした。

今までの食器と違い書類関係のため一枚一枚チェックしながら進めた。

随分古い手紙が出てきて思わず読みふけったりしながら思い出のひと時でした。

壊れた冷蔵庫、その前にあった段ボール二箱等は雑多に色々入っていて何時もの通り(最近は慣れて驚きもなくなりつつあります)。

午後に入って食卓周辺に置いてある段ボール等に取りかかったが、色々種分けをしている間に夕食の段取りに掛からなければならなくなり、中断をしてまた明日継続です。でも後は、テーブルの周辺に置いてある段ボール数個と一番大きな茶箪笥だけになったので、なんとなく見通しが立ってきた。

お婆ちゃんとは相変わらず軽口を叩きながらそれなりに楽しくやっている。お婆ちゃんも昼寝の合間に手伝ってくれるが、なんでも捨てられると思っているらしく袋に入れてあるのを見ると必ず点検をしている

物に対する執着は大変なもの。お金にするといくらにもならないのに「米一粒でも」の精神が身にしみているようです。でもその割には折角買ってきたものをそのまま腐らしたり、使いかけのまま次の袋を開けて前の物を腐らしたりと、「小さく稼いで大きく失う」ことを実践している。今後は「同じものは同じ場所に」と言うことで協力しながらやっている。自分も全くの素人ですから試行錯誤の連続だけれど、何か良い案でもあればアドバイス歓迎です。

 

本日は以上です。