遠距離介護体験記

田舎で独居の母が90歳になったのを機に退職し、8年弱遠距離介護をした体験談(姉弟等にメール連絡した内容)及び母亡き後の家、田畑、お墓について

お盆前後に帰れなくなった時に限って

〇2017年7月22日(Wからのメール)

今晩は。遅い時間に失礼します。早速に食材を送っていただきまして有難うございます。また扇風機も使用させていただいております。〇〇様ですが本日の入浴時、陰部あたりの皮膚が少し白くなっており、様子観察をさせていただいたところ、痛みや痒み等の不快感は無く、バイタル異常もなかったので、継続して様子観察を行わせていただきます。また、リハビリパンツの残数が少なくなってきましたので、購入(18枚入りが1,650円)させていただきます。今後ともよろしくお願いいたします。 

上記への返信

今晩は。早々の御連絡有難う御座います。又きめ細かいお世話に心から感謝しております。ところで、以前Yさんに相談をして特養入居を来年早々に申請することとしておりましたが、実はこちらの状況が変わり(妻の症状悪化)私も今までの様に(回数、期間)帰ることが出来なくなりました。Yさん以下Wの方々には随分お世話になりながらですが、早々に特養入居申請を出して頂きたくお願いする次第です。真に勝手なお願いですが、宜しくお願い致します。

〇2017年7月27日

8月お盆を挟んで例年の通り行く予定だったのですが、家族の健康状態がイマイチで行けそうにありません。

今後の事は分かりませんが、多分今まで通り行き来出来ないと思います。

そんなことで半年繰り上げて先日「W」を通じお婆ちゃんの特養への入所申請を送りました。何時入所になるか分かりませんが、一応そんな運びになっていると言う事をご承知下さい。

 

遠距離介護を始めてから、ほぼ毎年お盆前後は故郷に行っているにも拘らず、事情が生じ行けなくなった時に限ってこの様な事態になるとは夢にも思っていませんでしたが、7月27日が、母が生きている時の皆さんとの最後のやり取りとなりました。

 

本日は以上です。