遠距離介護体験記

田舎で独居の母が90歳になったのを機に退職し、8年弱遠距離介護をした体験談(姉弟等にメール連絡した内容)及び母亡き後の家、田畑、お墓について

訪問介護始まる

弁当の配食と訪問介護(まず無事を確認するだけ)で必ず毎日声掛けが出来るようになりました。

 

七年目2日目(2016年6月3日)

さて昨日夕方予定通り到着し、早速買い出し、掃除、洗濯を先程までやっていました。一段落したので、ご連絡です。

お婆ちゃんは相変わらず大きな変化はなく歳以上に元気ですが、食べることと気分転換の庭の草取り以外は殆ど何もしません。当然洗濯物、ゴミは想像にお任せします。

夕べもうるさく言ってやっと風呂に入りました。

介護の関係者とまだ会っていませんが、弁当サービスの月・水・金以外の日・火・木・土は介護関係者の訪問日となっており、必ず毎日誰かが訪問するように計画されています。

施設への入所の話をすると「何も困っていない」の一点張りです。

見ていると相当大変そうだけれど、困っていないのには、困ったものです。

四日目(2016年6月5日)

昨夕から雨で今日はゆっくり休みます。と言うことでその後の状況報告です。

解体については昨夕業者と会い、契約をして明日からの準備は終了しました。

介護については5月から週4回午前中に5分~10分位の玄関先での訪問があったようですが、お婆ちゃんは覚えていません。

そこで自分がいる間に座敷に上がって貰い、ゆっくり話をと言うことで昨日は小一時間居間で話をしました。その間、便所・風呂・お婆ちゃんの寝室・台所を簡単に案内して状況を見て貰いました。

夕方お婆ちゃんにその件を確認したらやはり覚えていませんでした。

今日も10時半頃訪問がある予定です。

どんな進展になるか分かりませんが、根気比べの感じです。

それから草刈りを開始し、約4分の一位は終了しました。その草刈りの間に甥が来てくれていました。いつも有難う。

と言うことでボチボチですが、順調に進んでいます。

九日目(2016年6月10日)

今日は天候もよく、予定通り解体が終了しました。

納屋解体後の家の裏側が、納屋がある前提で母屋が建てられているので風雨に弱そうなため波板で覆いを掛けることとしました。

日曜日に大工に来て貰う予定。天気によっては伸びるかも知れないが、その時は出来上がってから写真を送って貰い、支払いをする運びとしました。

後は滅失届を法務局に出せばこの度のやるべき事項は終了です。

解体後お婆ちゃんが、「何で壊したのだ」とか「幾ら払ったのか」等聞いてくるので、「支払って呉れるのか(実際は、お婆ちゃんのお金で支払った)」と聞くと黙り、暫くすると又同じことを繰り返しています。慣れるまで暫くかかりそう。

十一日目(2016年6月12日)

昼頃雨が降り始めるのと同時に家の裏の作業が終了しました。

なお便所の裏側に当たる右側の外壁はそのままになっているので、後程自分で波板(家にあるものなので色は違うけれど)を当てようと思っています。

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本日は以上です。