遠距離介護体験記

田舎で独居の母が90歳になったのを機に退職し、8年弱遠距離介護をした体験談(姉弟等にメール連絡した内容)及び母亡き後の家、田畑、お墓について

介護施設との正確な情報交換が良い結果を生んでいます。

何事もそうですが、いかに適時適切に正確な情報交換をするかによって対応が変わります。私も過去の経験から介護施設には包み隠すことなく正確に情報を提供しようと思っています。

 

〇2016年8月6日  8日に行く連絡

さて今回も件名の通り行ってきます。

暑い中ですが、お墓参り、草刈り、お婆ちゃんの様子確認(健康状態、衛生状況、金銭管理等)、介護関係者との調整、その他環境整理等です。

先般Wから連絡があり、弁当の配食を更に2日増やす事(今までは月・水・金でしたが、更に市とは別の一般業者に火・土を追加)、生ごみ、台所の片付けで調整をしました。

その際、お婆ちゃんは財布を簡単にその辺に置いてあるとの連絡があり、その辺も含め金銭管理について検討をしようと思っています。

〇上記に対し、弟から出来れば施設に入れれば良いのにとの返信があったので、次の様に回答。

・お婆ちゃんが施設に入ってくれればどんなに助かることか。近所の人も他の人も皆そう思っています。ただ本人だけが、頑固に嫌がっているだけ。

週末電話しても入所を勧められるのが嫌なものだから「何も問題ない」の一点張り。嫌がる本人を腕ずくで入所させる訳にもいかず・・・

Wで慣らしてやがて抵抗が無くなればと今は思っています。

施設に入ってくれれば留守宅の管理と環境整備とお婆ちゃんの見舞いだけになるのにね。

今は在宅だから衛生管理、食事管理、金銭管理等とお婆ちゃんの生活そのものの全般管理があるのに、我々と全然違う動きをするものだから「何故そんなことになっているの」と言う事の連続です。

言っても仕方ないので取り敢えず急場の処置をしているという感じです。

七年目3回目

一日目(2016年8月8日)

夕方着いて何時もと違ったのが、異臭がしないことでした。

多分Wの方がそれなりに片付けをしてくれているからでしょう。

それから台所、風呂等チェックしましたが、まあまあでしたし、生ごみがありませんでした。

少し安心をして買い物に行って来たり、未払いの請求書があったので支払いに行ったりとコマゴマしたことをやって今日は終了です。

明日から状況を確認しながらボチボチ始めます。

二日目(2016年8月9日)

暑いのには参りますが、でも今日の成果として、学校の下の田の草刈は終わりました。その他新聞の引き落としの手続き、市と火災保険に関し解体した納屋分を解約することの手続き、お婆ちゃんの弁当の支払い方法の確認、介護との調整と結構気になっていたことが順調に進んでいます。

それにしてもWの皆さんが親身になって気にかけて頂いていて本当に助かります。

上記支払い関係についても領収書が冷蔵庫に貼りつけてくれてあったので分かったことでした。その他色々なことで提案があったり、こちらの提案を聞いてくれたりで暫くこのままでも何とかなるのかと思っています。

ただお婆ちゃんが風呂に入りたがらないのがWの皆さんも含め現時点の気になるところです。

五日目(2016年8月12日)

暑い毎日でしたが、草刈順調に終了しました。それからお墓の掃除も終わりました。

家の周辺の整備は残っていますが、ボチボチやります。

この年になると結構大変でしたが、稼働時間を短くするとか、休憩時間に水を浴びるとか、手袋をこまめに変えて汗で湿ったものを付けない等色々工夫して無事終了しました。

さてWとは色々キメの細かい調整(数年前から2か月に一回位のペースで、段ボール箱に果物、保存の効く食品、お菓子・飴等を送っていましたが、それらを隠しておいて少しずつ与えるとか、着替えを別場所に置いておいて風呂に行く時はそこから持っていく等)をして順調にいっています。中年の女性が大勢入れ替わりで来るので最初は戸惑いましたが、流石に海千山千の経験者だけに具体的に色々な知恵を出してくれて、お婆ちゃんもどうやらペースに乗せられそうです。あと毎日顔を拭いて貰ったり、レンジも汚れていたのが拭いてくれてあったりと中々良い具合です。

 

本日は以上です。