遠距離介護体験記

田舎で独居の母が90歳になったのを機に退職し、8年弱遠距離介護をした体験談(姉弟等にメール連絡した内容)及び母亡き後の家、田畑、お墓について

一次判定で要介護1と判明

お婆ちゃんの頑固さから随分苦労してきましたが、5月から何とか「幼老複合型の介護施設」のお世話になる見通しが立ちました。

 

六日目(2016年4月10日)

早いもので、来て5日経過です。

最初は半年振りだったので色々滅入りましたが、今は一段落しどちらかと言うと楽しくやっています。

今までに掃除・洗濯は概ね終了し、介護関係は申請・受診を終了しました。

また解体についても最終調整を終了しました。6月6日作業開始です。

介護については後包括支援センターの面談待ちで、面談後はその判定待ちと言う運びになります。

解体は費用節約で、自分で農業用廃棄物とか陶器・鉄屑等を業者と市の廃棄センターに持ち込む予定です。昨日は早速軽トラ一杯分を有料だけれど持ち込み処理しました。

途中雨上がりで車が滑り動かなくなったり、パンクをしたりとハプニングがありましたが、やらねばならぬではありませんからボチボチやっています。

そんな中、今日甥が立ち寄ってくれ、またいろいろ情報交換出来て良かった。

今回の残りの作業は介護関係と、納屋の不要物品の片付けで草刈はしません。

お婆ちゃんは片付け・洗濯等はしませんが、食べることと寝ることはしっかりやっています。物忘れは酷いものですが、冗談は通じるのでそれなりに楽しくやっています。

九日目(2016年4月13日)

午前中、市の介護課の職員がお婆ちゃんの状況確認に来ました。後は結果待ちです。来月には結果が出るとの事でした。

介護認定が出れば、W(幼老複合型の介護施設)と言う同じ村の方が責任者をしているところに依頼しようと思っています。細部決まればまた連絡します。

それから解体の準備として、昨日までに鉄屑、陶器、農業用産業廃棄物等軽トラ6杯分を3か所の処理場に分別をして運びました。

後少し最終整理が必要ですが、概略片付いたと言ったところです。

と言うことで今回の目的は概ね達成し、残務整理と結果待ちと言ったところ。

さて今朝の笑い話。

お婆ちゃん誰か来るとなると異常に気を使います。

食事後「玄関の掃除をしたか」とのご下問があり、「したよ」と言ったら、「さっき下駄箱の上を手で触ったらホコリだらけだった」とのこと。

確かに下は掃いたが、下駄箱はノータッチ、思わず、吹き出してしまいました。かなり認知が進んでいるにもかかわらず、どうでも良いところによく気がお付きになる。

十二日目(2016年4月16日)

今回の目的の介護申請と解体の下準備が、共に予定通り完了し明日帰ることとしました。

介護の結果が出るのに今暫くかかると思いますが、お世話になろうとしているのはWと言う施設です。

なおお婆ちゃんは少し動くとかなり息が荒くなります。体力の低下が進んでいる感じがしますが、どこと言って悪いところがない状態です。

不衛生、不潔に対し平気なのには呆れてしまいますが、食欲と睡眠欲は全く問題ありません。暇があれば何か食べるか寝るかをしています。

次は解体開始が6月6日ですからその前の初旬を考えています。

〇2016年4月28日

今日午後5時Wの管理者Yさんから電話があり「行政で、一次判定だけれどお婆ちゃんの介護度が要介護1と出た」との事でした。

そこで一次判定だから暫定だけれど5月1日から最初は週4回位顔出しから始めて徐々に慣れるに従い施設訪問とかデイサ-ビスとか程度を深めて行きたいとの事でしたので、宜しくお願いをしました。

細部は6月行った際に確認をしたいと思っています。

 

本日は以上です。