遠距離介護体験記

田舎で独居の母が90歳になったのを機に退職し、8年弱遠距離介護をした体験談(姉弟等にメール連絡した内容)及び母亡き後の家、田畑、お墓について

百歳に届きそう

配食の弁当がすっかり馴染んだらしく、元気になったようです。

 

五年目3回目

一日目(2014年8月4日)

昨日無事着いてから雨続き。

買い物、取りあえずの部屋掃除、お婆ちゃんが一杯溜めてあった洗濯もの(止むを得ないので部屋の中に干す)は終了したけれど、後は仕事にならないので様子見。

五日目(2014年8月8日)

弟からの台風見舞いに対する返信

台風が近づいているので気を付けていますよ。

こちらに来ている時で良かったと前向きにとらえています。

ご察しの通り、口だけはいたって達者です。

来て間もない頃「裏の納屋に置いてあった毛布(相当汚れ使い物にならない)を燃やさなかったか」と聞かれ「知らない」ととぼけたら、「燃えカスが残っていた」とのご指摘、参ったね。

色々認知もあったり、しっかりしていたりで戸惑う所もあるけれど、基本的には笑って済ましています。

弁当はしっかり生活に馴染んでいて一食を大体3回位に分けて食べている様です。

甘いものは相変わらずで目の前にあれば無くなるまで食べています。

食前・食後でも関係ありません。でももうこの年だから好きにさせています。

さてこちらの作業は、天候の関係と5日に高校の同級生の集まりがあった関係で何時もの様には進まず、台風までには終わりそうもありません。

ボチボチやります。

九日目(2014年8月12日)

この度は台風もあり、湿気も高く取り敢えず草刈は終わり、周辺の整備等は終了しましたが、草を燃やすまでは進みそうにありませんので、明日墓参りを済ませれば終了とします。

残りは家の中の掃除・買い物等をして15日にこちらを発つバス予約を済ませました。

五年目4回目

一日目(2014年10月16日)

昼頃着いて何時もの通り、汚れまくっている家の中の掃除・整理と洗濯、買物と言ったところです。

草は思ったほど生えていないので、ボチボチやろうと思っています。

台風で、お勝手上の屋根付近の外壁(漆喰)が少し落ちているので、その除去等と冬仕度が今回の作業のプラスと言ったところだと思っています。

五日目(2014年10月20日

今日は雨なので、外仕事はなしです。

壁の剥げたのは保険が効くかどうかを農協に確認に行ったり、買物をしたり、米を送ったりです。

お米は明日1800~2000の間に着くように依頼をしました。

こちらに来る前にお婆ちゃんにはくれぐれもお米を余分に買わないように念押しをしてあったのにも拘わらず、買っていました。

でも去年よりも少ないので餅米と白米をそれぞれ30kg精米し、半分ずつ送りました。中のビニール袋に入っているのが、餅米です。

九日目(2014年10月24日)

この度は天候も良く比較的順調に進みました。

ただ台風の後だったので、壁が落ちていて、その保険金の請求手続き(保険は、入る時は簡単だけど支払ってもらうのは結構大変、お婆ちゃんではとても無理)とか修理依頼で少し手間取りましたが、それも滞りなく進みました。

壁の修理は、台風時玄関に板を打ち付けてくれていた従兄(左官業)に依頼しました。

その他は何時もの通りで後は刈った草を燃やすだけです。

お婆ちゃんは弁当を食べるようになって栄養状態が良くなったのか、元気になったようです。顔色も良いし、記憶も少し戻ったのかと思わないでもありません。この調子だと百歳に届きそうです。

 

本日は以上です。