遠距離介護体験記

田舎で独居の母が90歳になったのを機に退職し、8年弱遠距離介護をした体験談(姉弟等にメール連絡した内容)及び母亡き後の家、田畑、お墓について

納屋の戸も何とかなりました。

納屋の戸は鉄でお婆ちゃんには重いため、色々工夫して台風にも対処しながらお婆ちゃん用に修理しました。あとは玄関だけですが、今回の目的はほぼ達成出来たと思います。

 

73日目(2010年9月23日)

今日は雨で外の仕事は出来ません。昨日夜お婆ちゃんから「第二の納屋の入口の戸は鉄で大きく重いので、なんとかならないか」との御下問あり。よって朝からその対策をしました。午後墓参りですが、今日はこれで終わり、久しぶりにゆっくりします。

①戸の対策

これは大変でした。普通の大人だと何の問題もないのですが、90歳のお婆ちゃんにはやはり重い。そこで一輪車が入る幅を開けたままで、その開いている分を自作の戸を作り閉塞する事にしました。それも高さが結構あるので、お婆ちゃんが通れる高さより少し高めまでを上の戸とし、下の戸だけを動かせば良いようにしました。

細かい部分は省略しますが、ない頭を絞りながら、且つ何回もやり直しながら、その辺にある材料で作りました。そうした苦労が実り、新しく入れた戸は納屋の中からでも外からでも開閉できるので、お婆ちゃんもなんとかなると喜んでいました

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納屋の戸

 

上部にパイプのような棒を渡しそれに波型トタンを巻きつけそれを吊るすと共に、下部に、棒を横に渡し紐で固定をしています。普段使うのは下の引き戸だけです。

③墓参り

小雨降る中行ってきました。何人かに会いましたが、知った人はいませんでした。                                                             

74日目(2010年9月24日)

先ず玄関の台風対策について構想を練りましたが、今まで通りの対応が出来

ように古い板を数枚準備しました。その後初めての彼岸と言う事で叔母の仏前

に行き、帰ってから家と納屋の間にある戸が壊れていたので直し、庭の芝を刈

って終了です。

①玄関

案として上部敷居部分に横板(縦に入れた板を止めるもの)を打ち付け、そこに立板数枚を入れ、入れたのちに真ん中付近に閂を通すことにより、雨戸のようになる案を考えました。しかしながら場所が玄関だけに今までのように古い材料で下手な細工をした場合見た目が悪いので、お婆ちゃんに大工に頼む案を言ったところ、「お金を出すのは嫌だ」とのこと。これは自分の手に余ると思われ、今回はペンディングとしました。

②彼岸参り

親戚に行く途中でスーパーによってお供えを買ったのですが、その際お婆ちゃんは杖を紛失。探したけれど見当たらず、取りあえずお店の人に伝えあれば連絡を欲しいとお願いをして親戚に向かいました。午前11時頃着きましたが、甥夫婦は多分仕事に出かけたのでしょう不在でした。

玄関が開いていたので、仏前にお供えをしてお婆ちゃん得意の念仏を唱え帰ってきました。途中再度スーパーにより確認しましたが、やはり杖は見つからず前のホームセンターで新しいのを買いました。その際お婆ちゃん飽きもせず、ねぎと何か野菜の苗を買い、帰ってから一生懸命植えました。

③戸の修理

家の裏側と納屋の間に家から納屋に直接行ける所の戸が壊れていたので、なんとか用を足すように直しました。ガラスのない部分は板を当て、風が抜けないようにしました。

④庭の芝刈り

終わりの日も迫って来たので、今回最後の芝刈りをしました。

今年は暑かったせいか殆ど伸びていませんでした。

⑤その他

来週明けにお婆ちゃんが以前から入っていた念法さんを辞めて貰おうと思っています。お婆ちゃんには了解して貰っています。と言う事で何か変わったことがあればご連絡をしますが、今回の報告を持って終了します。

なお自分は予定通り30日夕方に帰路に着きます。

 

本日は以上です。