遠距離介護体験記

田舎で独居の母が90歳になったのを機に退職し、8年弱遠距離介護をした体験談(姉弟等にメール連絡した内容)及び母亡き後の家、田畑、お墓について

初めてのヘルパーさん

今回の家・納屋・周辺の整理も終盤に差し掛かりました。それからヘルパーさんの支援も初めて受け、なんとなく今後の態勢が整ってきました。

 

69日目(2010年9月19日)

今日は隣の方々にエンジン音がうるさくない様に、朝は先ず第二の納屋の前で既に刈ってある草を集め、燃やしてから草刈りをしました。家の前の田の約1割を残し終わりました。

いずれにしても大詰めになりました。明日草刈りは終了するでしょうから、あとは仕上げおよび予備です。気になるのが、お婆ちゃんが介護に対しかなり後ろ向きであることです。例によって誰かが来ると、もの凄く気にして物をあっちこっちに隠そうとします。「気にするな」と言っても性分だからどうしようもありません。ヘルパーが気さくでお婆ちゃんと気が合うのを祈るのみです。                                        

70日目(2010年9月20日)

今日は缶の日で缶を出してから昨日の残りの草刈りをし、ついで第三の納屋の修理、草焼きでした。

①缶の日

昨日の夕方また運良く粗大ゴミの回収があり助かりました。先週のビンのことを報告するのを忘れていましたが、一輪車ではどうにもならず、軽トラで運びました。でもこれで大幅に減少しました。

②草刈り

小一時間で終了し、納屋の修理に移行しました。

③納屋の修理

新しい材料で修理する訳ではなく、あり合わせの材料で素人が直す訳ですから、時間はかかるし出来具合もお粗末ですが、でも何とか台風には耐えられる強度は確保したと思います。

今日直したのは壁板部分ですが、明日戸の部分を修理します。

④草焼き

学校の下の田を一部残して終了しました。明日残りと家の下の田を予定しています。                                      

71日目(2010年9月21日)

朝から第三の納屋の戸の修理をし、午前中まだ時間があったので、昨日の残敵掃討をしました。午後は買い物をし、その後家の下の田の草焼きをしました。

①戸の修理

先ず動くかどうかを確認したところ、錆ついていたものの、金槌でたたけば何とか動くようになりました。ただし、枠そのものが相当弱っているのと、中身が全くないため古い材料を使い、補強しながら最後にブリキ製の波板を張り付け、開けない様に閉めたままの状態にしました。取り敢えず台風対策は完了です。

②残敵掃討

昨日の残りを焼きました。積んであった草の下は余り乾燥しておらず、燃え残っていましたが、終了しました。

③買い物はパス

④家の下の草焼き

完全燃焼でした。約1時間程でしたが終了しました。夕方だったため良く燃えました。

⑤その他

明日ヘルパーが来るとのことで、お婆ちゃん緊張のしっぱなし。有難迷惑と不満を言いながら結構あっちこっちを綺麗にしています。何時もやれば良いのにと思うけど何故しないのでしょうね。 それにヘルパーさんは掃除に来るのにね。                                                                  

72日目(2010年9月22日)

朝学校の下の田を少し平らにし、その後、家の前の田の草を半分ほど焼き、午前中は終了しました。午後1時半にヘルパーさんが来て3時まで家の中を掃除してくれましたが、自分は途中から田の残りの草を焼き今日は終了です。

①田を少し平らに

ほんの少しですが、草を刈る時に凹凸があると刈りづらいので、平らにしました。どちらかと言うと時間稼ぎでした。余り朝早くから草を焼いても燃えが悪いと思い、10時位まで平らにしていました。

②草焼き

良く燃えましたが、あまり一度に燃やすと危険ですから熊手を使って草をある程度集めると言うか草の道路みたいにしてコントロールをしながら焼きました。午前中に半分、午後天候が崩れる前に残りと言う予定で順調に終了しました。

③ヘルパーさん

大柄の気立ての良さそうな人でした。来るまでは色々反対をしていたお婆ちゃんも来てしまえばある程度安心をしたらしく、暫く様子を見ようと言う事になりました。 

 

本日は以上です。