遠距離介護体験記

田舎で独居の母が90歳になったのを機に退職し、8年弱遠距離介護をした体験談(姉弟等にメール連絡した内容)及び母亡き後の家、田畑、お墓について

今後週一回訪問介護をして貰う事となった。

色々片づけをしているうちにそのコツが分かってきたり、問題に直面した時の解決法を考えたりと色々勉強しながらの日々ですが、お婆ちゃんの方は当面訪問介護を受けるという事となった。

 

47日目(2010年8月28日)

朝から学校の下の田に残っていた太い木を焼却しました。

その間に粗大ごみ関係、古本の整理、気になる木の伐採でした。

①焼却

残っていた木は太い物が主でしたから、朝から取り掛かりました。今も燃えていますが、終盤になっていますので、あと2~3時間で終わると思います。この間太い木だけでは燃えませんのですぐ近くにある3番目の納屋から燃えそうなものを出して一緒に燃やしました。3番目の納屋は藁等が主で不燃物は殆どなく、片付ける気になれば直ぐだと思います。

②粗大ごみ関係

鉄柵取っ払い時に一緒に出すべく、マッサージ器の古い物とか、机の壊れたのとか、ソファーの壊れたのを取りあえず外に集積中です。

③古本

来月1週目の水曜日が古本の日ですから、それに焦点を当てて整理しています。自分の学生時代の物等かなりの量があり、一輪車数回の量となりそうです。

④気になる木

納屋の周辺に一寸生えているかん木がありましたので、処理しました。作業と言う程ではありませんが、気分転換でした。

⑤その他

テレビはそれなりに見ていますが今は涼しく、クーラーは使わなくても何とかなっています。今のところ特に有難みはありませんが、何時か役に立つ日が来るでしょう。

48日目(2010年8月29日)                                                                       

昨日に引き続き、今日は家の下の田の太い木を焼くとともに、不燃物の搬出、木の伐採でした。

①木の焼却、搬出

木の焼却要領は昨日と同じです。搬出した納屋は第一の納屋です。粗大ごみと言うか不燃物は大分搬出終わりました。

 ②木の伐採

先日で終了していましたが、一本残してあった納屋から田の方向に降りる際にある大きな木の三分の二位伐採しました。これは後程焼却します。                                                                    49日目(2010年8月30日)

こちらに来て一番さわやかな天候でした。さて今日は片付けと明日の準備でした。

①片付け

一番目の納屋の南側に8畳の間と押入れと上り口のある部屋があります。今日はそこを重点的に片付けました。最初(今日の最初でなく本当の最初)は足の踏み場がない程色々な物が積み重ねてありましたが、今は殆どの物は片付き、部屋の半分はほうきで履けるところまで来ました。

残りの半分もそれなりの見通しがついてきましが、そこに丁度押入れ位の大きさの箱(箪笥?)があり、その箱に毛布とか座布団とかがぎっしり詰まっています。でもそれを使う事は多分ないだろうからそれはそのままにしておこう(手抜き)と思っています。

今回この部屋を整理していてつかんだコツが、先ず大きな物(粗大ごみ)を整理し、何通りかの入れ物(袋等)を準備して置き、これは缶、これはビン、これは燃やす物、これは使用する物と言った具合に区別しながら同時に整理して行った方が早いと言う事でした。缶だけとかビンだけとかでやっていると何回も同じものをチェックしてしまい、結局無駄をやってしまうからです。

②明日の準備

午後3時には片付けを終わり、一息ついて明日のケアーマネージャーへの準備として掃除をしました。

③その他

鉄柵始め金物を無料で回収してくれるとのことで取り出していますが、かなりの量が溜まりました。古いミシンの骨組みとかドラム缶より大きい米櫃とか、どこに使っていたか分からないトタンで出来た戸とか、梯子状の鉄枠数個等

とても軽トラでは運搬できない大きさ・量です。業者に取っても儲けになるのでしょう。

50日(2010年8月31日)                                                                      

午前9時から11時半まで介護関係の方との面談があり、午後3時頃まで片付けてその後買い物でした。

①ケアーマネージャーとの面談

兎に角良く喋る方でした。通常相手の状態を良く確認をし、それを受けてクライアントにあったやり方を自分の知識・体験に基づきアドバイスをすると言うのが普通だと思いますが、順不同に自分の思いついたことを片っ端から話をしたと言う感じでした。悪い人ではないと思いますが、ひょっとすると未だ経験が浅いかも知れないと思いました。

と言うのも、自分の今までの体験から言うと、あまり経験がない時は兎に角覚えたことを全部話していましたが、ある程度経験を踏むと先ず相手がどういう人で何に悩んでいるかを掴んだ上で、それにあった部分に焦点を当てて話をしていましたから

結論としては、週一回訪問介護をして貰うこととし、自分がこちらにいる間に通所介護について見学か体験をしてみようかと言う事になりました

1週間位で計画を作成してくれるとのことでした。

② 片付け

基本的には昨日の場所の継続ですが、今日はビン・缶に中身が入っている物の除去等を主にしました。そんな中に昭和62年作成の梅酒が出て来ましたので、先ほど試飲をしましたところ上々でした。と言う事で今日は体力的には殆ど疲れていませんので、少しチェーンソーで枝払いをして遊びました。

③買い物

特異事項として、ロウソクは危険なので、お灯明代わりの電気製品(約500円)を試しに1本買ってきました。

④その他

お婆ちゃん、相変わらず誰かが来るとなると前日から緊張しまくりで何回も同じことを確認するし、面談中もよそ行きの態度そのもの。

息子がそれをバラスものだからやむを得ず認めながら苦笑いと言った所。  

 

本日は以上です。