遠距離介護体験記

田舎で独居の母が90歳になったのを機に退職し、8年弱遠距離介護をした体験談(姉弟等にメール連絡した内容)及び母亡き後の家、田畑、お墓について

ボケがうつった。

昔ながらの広い田舎家に一人でいると、かなり意識していないと収拾がつかなくなりますね。

 

11日目(2010年7月23日)                                  

10日かけて茶箪笥2個、冷蔵庫、ガステーブル、シンクおよびその周辺、電子レンジ、出窓、上下収納庫計18個、電子レンジの下の台等をやっと終わった。振り返ると冷蔵庫はほんの序の口だった。今後を考えるとこれもほんの序の口かも知れない

さて収納庫の多いのは良いのだけれど、見えないものだから何が入っているか開けなくても分かるように書くことにした。見た目はなんとなく可笑しく感じるかも知れないが、これだけ多いとお婆ちゃんでなくても分からなくなると思う。そうすることによって同じ種類の物が同じ場所に入っている訳だから次から次に封を切らなくても済むと思う。

お婆ちゃんとは相変わらず、バカな冗談を言いながら結構楽しくやっている。最近は私も、時々何をやっていたのかを忘れることがあり、「お婆ちゃんのボケがうつった」と大笑い。冗談はさておきお婆ちゃんはやはり物忘れがだいぶ酷くなってきている感じがする。

 

本日は以上です。